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高3で“キャバ嬢”、月収は500万超…“ギャルマンガ家”浜田ブリトニーの知られざる半生「18歳で家族を丸ごと養っていた」

浜田ブリトニーインタビュー#1

genre : エンタメ, 芸能

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勝手に使い込まれた仕送り用のお金

 それに私が仕送りする予定のお金を当時の彼氏や知り合いが勝手に使い込んじゃうこともあって。将来のために貯めていたお金を持っていかれたこともありました。もらっていたお金は多かったけど、出ていくお金も多かったから、豪遊するみたいなことはなかったんです。

 

――話は戻りますが、そこから何年くらいキャバクラで働かれたのでしょうか。

浜田 お店が厳しかったので、少ししてから別のキャバクラに移りました。そしたら今度は楽すぎてびっくり。それまでのお店が厳しすぎたから「こんなに緩いんだ~」って驚いちゃって。それから六本木のお店に移ったりもして、テレビに出始めるくらいまではずっと働いていました。

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――ちなみに当時の最高月収は……。

浜田 500万円くらいだったかな。お店の寮か彼氏の家に住んでたから家賃もそんなにかからなかった。使うところもそんなにないから、実家に仕送りして残ったお金は貯金してましたね。

 

――「お金を稼ぐ」という目標はとうに達成されていたと思いますが、他にやりたいことはあったのでしょうか。

浜田 稼ぐ手段を変えたいとは思っていました。キャバクラで一生働けるとは思っていなかったから。

 ちょうど20代後半くらいの時に、世の中がペットブームだったからそれに乗っかろうと思って、高卒認定資格を取ってトリマーの専門学校に通い始めました。

 でも、トリマーの資格を全部取り終えて、いざ就職ってときに、「就職先は月収が手取り15万です」と言われて。え、世の中はそんな感じなのって驚いちゃって。18歳から夜の世界に入っていたので、感覚がバグっていたんですよ。本当に生意気なガキですけど。

 トリマーのお店を開業すれば結構稼げるとは思ったけど、開業するまでに何年かかるかわからないし、実家への仕送りも続けたいと思っていたから、泣く泣くその道を諦めました。

撮影=釜谷洋史/文藝春秋

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