きょう10月18日は、モデルでタレントの森泉の40歳の誕生日だ。今年8月11日には祖母でファッションデザイナーの森英恵が96歳で亡くなり、その後しばらく公には沈黙を保っていたが、先月26日、四十九日法要を執り行ったことをInstagramで報告した。このとき、2人の妹――元モデルで実業家の森雪と同じくモデルの森星(ひかり)との3ショットを公開している。3姉妹とその兄である研と勉と、孫たちの名前はすべて英恵がつけたという。
ちなみにきょうだいの構成は英恵もまったく同じである。英恵の自伝によれば、兄2人は早世したが、姉妹はずっと仲が良かった(『グッドバイ バタフライ』文藝春秋)。一方、泉は5人きょうだいがみんな個性が強くて喧嘩も多く、そのたびに同じ家に住む英恵に話を聞いてもらっていたという。泉に言わせると英恵は《どちら側にもつかずに喧嘩を収めてしまう、森家みんなのママなんです》(『文藝春秋』2022年1月号)。そんな彼女を家族は「ママモリ」と呼んで慕った。
19歳のときにモデルデビュー
森泉は1982年、森英恵の長男・顯(あきら。ハナエモリ・アソシエイツ元社長)とモデルだったパメラの長女として生まれた。専門学校で服飾デザインを学んでいた2002年、19歳のときにスカウトされ、女性誌『CanCam』の専属モデルとしてデビューする。
幼い頃から英恵やパメラの仕事を通じ、ファッションショーにはよく連れていってもらったものの、自分がモデルの仕事をすることになるとはまったく考えていなかった。それでも《まずヘアショーのモデルをする機会があって、プロの人たちの手で自分が色々変わっていくのを見ていたら、どんどん楽しくなった》という(『クレア』2004年6月号)。