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森泉40歳に 「口を開きすぎよ。歯医者の広告じゃないのだから」と…祖母・森英恵が注意した“納得の理由”

森泉40歳に 「口を開きすぎよ。歯医者の広告じゃないのだから」と…祖母・森英恵が注意した“納得の理由”

10月18日は森泉の誕生日

2022/10/18
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 泉は母と妹との鼎談で《私にとってママモリは常識を教えてくれる人だから、仕事で悩んでいるときはママモリに相談することも多いよ》とも語っていた(前掲誌)。モデルデビューしたころには、雑誌に載った彼女の写真を見た英恵から「口を開きすぎよ。歯医者の広告じゃないのだから、洋服に目が行くように見せないと」と注意されたことがあったという。ここから泉は、英恵が「私の仕事は裏方」と言い続け、自分のショーでもほぼ表に出なかったこととあわせ、《主役はデザイナーでもモデルでもなく洋服だ、というのがママモリの哲学なのかなと思います》と見ている(『文藝春秋』2022年1月号)。

2018年、僧侶の男性と結婚

 プライベートでは2018年、僧侶の男性と結婚し、女児をもうけ、いま子育ての真っ最中でもある。夫との馴れ初めは、のちに義母となる人に、泉が一時的に預かっていた保護犬を飼ってはどうですかと勧め、息子の彼が引き取ってくれたことだった。その後2人は結婚したのでその犬は再び彼女と暮らすようになる。

©文藝春秋

 もともと小さいときから家にはいろんな動物がいて親しんでいたが、高校のときの留学先の学校が農業を必修としており、そこで動物と仕事をしたことで接し方や意識が変わったという。さらに帰国後、静岡の山中で保護された犬を引き取って飼い始め、最初は怖い目をしていた犬が日々接するうちに優しい目に変わっていくのを見て、動物も人間を必要としているという実感を深めていった(『週刊朝日』2020年2月14日号)。

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 現在は、犬のほかにも鳥や亀など20匹以上もの動物たちと暮らしている。ただ飼うだけでなく、万が一面倒を見られなくなったときのことまで考えているという。《そもそも動物を飼うのは大変なこともたくさんありますが、私は自分の思いどおりにいかないほうが人生っておもしろいと思っているんですよ》との言葉(『ミセス』2020年9月号)は、自分がなるとは思いもしなかったモデルの道に進んだ彼女ならではといえる。一人っ子である娘にも、思いどおりにいかない動物たちの存在が成長の糧になっているとか。