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《芸能界復帰》春香クリスティーン(30)が語る“空白の4年7カ月”の休業期間「沖縄の陶芸工房でバイト、コールセンターで派遣社員…」

《芸能界復帰》春香クリスティーン(30)が語る“空白の4年7カ月”の休業期間「沖縄の陶芸工房でバイト、コールセンターで派遣社員…」

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クリス 沖縄に移住しました。2018年8月からです。後に夫になる男性が通信社の記者をやっているんですが、当時、那覇支局に勤務していました。結婚するつもりだったので、一緒に暮らすことにしたんです。

 彼とは2016年から交際していたんですが、私がまだ芸能界の仕事をしている頃は東京から沖縄に飛行機で通っていました。頻繁に沖縄に行っていたので、家賃がもったいないと思って、最終的には東京のマンションも解約。事務所の後輩の井上咲楽ちゃんと大田区にあるワンルームの部屋で共同生活をしていました。彼女も当時は栃木の実家から通っていたので、お互いに東京で仕事がある時の仮住まいです。ベッドが1つしかないから、咲楽ちゃんと2人で泊まる時は、私は薄い布団で床に寝ていました。

2018年に一般男性と結婚「12月7日に入籍しました」

――旦那さんとはどこで出会ったんですか?

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クリス 私は「政治が好き」って公言してきました。実際、政治に関連するお仕事もやっていたんですが、もっと勉強がしたかった。そこで知人に政治部の記者の方を紹介してもらうことになり、彼と出会ったんです。那覇支局に来る前、彼は東京の政治部に所属していました。

 

——そんな彼と暮らすために沖縄に移住。現地では何をしていたんですか?

クリス 「やちむん」という沖縄伝統の陶芸の工房でアルバイトをしていました。実は、カナダに留学する直前、2018年の4月にこの工房の求人に申し込んでいたんですよ。「すみません、来月からカナダに留学します」って言って。わがままですよね(笑)。「日本に戻ってきたらまた働いてね」と工房の方が言ってくださったので、そのお言葉に甘えて、正式に働かせていただくことにしたんです。私が担当していたのは、絵付けや釉掛けなどの工程です。「釉掛け」というのは、器の表面をガラス質の「釉薬」でコーティングする作業です。週に5日、朝から夕方まで。とっても楽しい仕事でしたよ。

 沖縄にいた時に入籍もしました。プロポーズ自体は、交際して1年くらい経った頃にすでにしてもらっていたんですけど。婚姻届を出したのは那覇市役所の夜間窓口。2018年12月7日のことでした。

 

——12月7日という日付には何か意味が?

クリス 恥ずかしいんですけど……夫と付き合ったのが2016年の7月12日だったんですよね。それをひっくり返して、12月7日(笑)。この年の7月12日は、私はカナダにいたから入籍できなかった。だから、この先も結婚記念日を忘れないようにと、この日付にしました。

 結局、沖縄で暮らしたのは、8カ月あまり。夫が再び政治部に異動になったので、2019年4月に東京に戻ることになりました。

派遣社員としてコールセンターでお仕事

——東京に戻った後はどうしたのでしょうか。