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HIRO なりましたけど、仕事に復帰することを考えてたら……ちょっと無理してでも痩せるというか、早く痩せたいなっていうのもあったんで。それに「50歳、60歳まで生きたいしなぁ」と思って。まだまだやりたいことがいっぱいあるので。

「芸人を辞めて普通の仕事したほうがいいんかなと」

ーー仕事の復帰にも関わる問題になりますが、大きな体がHIROさんのトレードマークでもあったわけですよね。それが変わってしまうことに不安は?

HIRO ダイエットの番組にいろいろ出させてもらってた話をしましたけど、それで痩せると仕事がほんまに10分の1ぐらいになっちゃうんですよ。で、また太り出すと、仕事も徐々に増えていくっていうのが毎回あるんです。

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 けど、脳出血をやった後のダイエットは、めちゃくちゃ体重を落とそうとしたから、不安はすごくありました。だから、もう芸人を辞めて普通の仕事したほうがいいんかなとか本気で考えましたし。復帰するまでの半年間、悶々と。「でもな、命も大事やしな」とかブツブツ言って。

 それでも芸人は辞められなかったですね。いろんな人に会えるし、いろんなところに行けるし。とにかく楽しいですからね。

ーー「ああ、痩せてきたな」という実感は、どういったあたりで持てるようになりましたか。

HIRO 毎日体重計には乗ってたので、日によって300g、500g、1kgとバラバラだけど、数字として落ちてるのはわかるんです。それでも最終的に「おお!」となったのは、ダイエットを始めて3ヶ月が経って、120kgを切ったあたりですかね。下を向いたらアレが見えるんですよ。

ーー見えるようになったアレって、もしやイチモツですか?

HIRO トイレに入ったら見えてるから、ビックリして「おお~~、見える~~!」って。小学校3年生から見えてなかったんです。なんせ、小1で60kgありましたから。それが見えるようになったんが「メッチャ痩せてるやん、俺」と思えた瞬間ですね。

ーーダイエットするにあたって、50kg減といった指標を定めたりは。

HIRO 全盛期から100kg痩せたって言いたかったから、93kgまで落としたんです。僕、もともと198kgとかあったんで。だから、100kg以上痩せたことになる。

ーー2018年12月のブログで、団長から譲られた半ズボンを履いたスリムな姿の写真をアップして話題になりましたよね。