12月30日に放送される「第64回輝く!日本レコード大賞」の大賞候補となる楽曲が発表され、大晦日の「NHK紅白歌合戦」の出場者も発表された。芸能界はすでに年末ムードだ。
今年、揺れに揺れた演歌界のプリンス・氷川きよし(45)は、レコード大賞の最有力候補でもあり紅白では紅組・白組の枠を超えた「特別企画」での出演となる。なにせ、年内いっぱいでの「歌手活動休養」を発表している大切なポイントなのだ。
自分を見つめなおしリフレッシュしたい
所属事務所・長良プロダクションのホームページで「年末での休養」が発表されたのは、今年1月21日のことだった。
《2000年2月2日にシングル「箱根八里の半次郎」でデビューして以来、22年間歌い続け、走り続けて参りました。
ここで一旦お休みをいただき、自分を見つめなおし、リフレッシュする時間をつくりたいという本人の意向を尊重しこの様な決断に至りました。
お休みの期限は特に定めておりませんが、お休みに入るまで約1年ございます。コンサートツアー、6月からの劇場公演等で皆様にお会いできるのを楽しみにしております。》
業界もファンもざわめいたが、発表の通りその後氷川はものすごい数のコンサートツアーや明治座などでの座長公演をこなし続けてきた。
「新曲やコレクションアルバムCDもリリースを続け、12月までコンサートツアーがあります。どのステージでも『23年のあいだ一日も感謝の気持ちを忘れたことはありません。ひとに何を言われたって応援してくれる人には喜んでもらいたい』と話して、『きよしのズンドコ節』から最新曲まで歌ってくれます。会場は色とりどりのペンライトで溢れるんです」(ファンのひとり)
だが、こんなトークもあったという。
「最新曲の紹介のときに、『氷川きよしとしては最後のリリースの曲です』と言ったんです。そうか、今後はKiinaでいくのかなって」(同前)