1ページ目から読む
2/3ページ目
鎌田は新人ながらリーグ戦21試合に出場し3得点を挙げ、夏には年俸制限のある新卒選手の契約形態から年俸制限のない契約形態に移行。その際、両親にあるプレゼントをしている。
「直筆の手紙とロレックスの時計を私と妻、それぞれにくれました」(幹雄さん)
その手紙にはこんな言葉が添えられてあった。
「今まで育ててくれてありがとう」
「これから週末の試合を楽しみにしててほしい」
米経済誌『フォーブス』は鎌田の特集を掲載
鎌田の金銭感覚について、前出のサッカーライターはこう明かす。
「彼はサッカー選手には珍しくお金の話をよくします。ただ、がめついからではなく、『自分が活躍すれば周囲にも還元できる』と考えているため。彼の個人マネージャーも自分のお金で雇っているようです。彼はことあるごとに『中学時代を過ごした岸和田はガラが悪いんです』と言いますが、ナニワの商人の心意気も根底にあるのかもしれません」
現在の鎌田の推定年俸は約2億9000万円。ただ、今季でフランクフルトとの契約が切れるため、セリエAのACミランなど複数の名門クラブが関心を持っていると報じられている。
「米経済誌『フォーブス』は10月に鎌田の特集を組み、『36億円の価値がある』と高まる市場価値に注目していました」(同前)
そんな鎌田は今年、両親にさらに大きなプレゼントを贈っている。