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「キツネを食べれる日がくるとは〜!」食への好奇心が強すぎる「雑食系グルメ漫画」主人公の“意外なモデル”の正体

ぽんとごたんだ先生インタビュー #1

note

モデルは意外な人物

ぽんとごたんだ キャラクターは、投稿当時バイトをしていた事務所の先輩です。明るくてアクティブでユニークな人だったので、桐谷さんを描くことになった時に、こういう主人公がいいなと思ってモデルにさせてもらって。一部お名前もいただいてます。

 ただ、食に関しては桐谷さんのような雑食勢ではありません。桐谷さんの雑食欲の一部は自分自身。僕の中にある、食材に対するワクワクする気持ちが主人公の桐谷さん。ビビっている部分は、毎回一緒に食べる羽目になる生物部顧問の榊先生にやってもらっている形です。

――雑食ネタだけですでに14巻。珍食材図鑑も作れそうな勢いですが、食材のセレクトはどのように?

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14巻ある単行本の表紙はすべて「桐谷さん+推し食材」(写真:ムシモアゼルギリコ)

ぽんとごたんだ 単行本に収録されるバランスを考えて、ジビエ、魚貝、虫がそれぞれ1ネタ、それ以外で1ネタ……みたいな。なんか、栄養バランスを考えるような感覚です(笑)。

 珍しい食材を扱うジビエの店に取材として食べに行ったりするのですが、目当ての食材以外の情報もたくさんいただけて、まだまだこんなに珍しい食べ物があるんだという発見があります。そうした作業もこの漫画ならではで、楽しいですね。

担当編集K氏(以下、編集K) 編集側も、おもしろそうな食材の記事を見つけたら「こんなのありましたよ」とごたんだ先生に送ったり、食材を取り寄せたり取材に同行したりしています。読者からの情報もあるんですよ。熱心な読者の方が、「こういう食材の記事がありましたよ」というハガキを送ってくださることもあります。

ぽんとごたんだ 本当にありがたいですよね。

――「一般的とは言い難い食材」を描く苦労はある?