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グラビアを見ておばあちゃんが「ノリは服を着れないの?」
――堀越さんは1999年に事務所の先輩である優香さんの妹分としてグラビアで売り出されるんですが、水着に抵抗はありましたか。
堀越 水着になることに抵抗はなかったですね。グランプリになった翌週には水着で宣材を撮って、その翌週にはサイパンで撮影がありました。同時に3雑誌の表紙に載って並ぶようにするため、3社分の撮影があったんですが、着替える水着の量も多くて……。サイパンで遊んだり、買い物する時間もないし、すごく大変でした。
その後、いろんな雑誌のグラビアに載せていただきました。ただ、おばあちゃんから「ノリは服を着れないの? 全部水着なんだけど」と電話で言われたときは切なくなりましたね(笑)。
男子が、自分が表紙を飾っているヤングジャンプを…
――住んでいた千葉から毎回東京に通うとなると体力を削られそうですね。
堀越 はい。千葉の女子高に通ってたんですが、東京に来るのが体力的にもきつくて。女子高の先生に紹介していただいて、高校3年生から1年だけ東京の共学に通いました。ただ「いきなり転校してきました。私、グラビアアイドルです」という感じだったので大変で……(苦笑)。
女子高だと暑ければうちわでスカートの中を扇いだりとか平気ですけど、共学になるとそういうことはできなくって、男子との距離感もよくわからなかったんです。グラビアアイドルだという視線で見られますし、自分が表紙を飾っているヤングジャンプやヤングマガジンをロッカールームに投げ入れる男子を目撃する。だから恥ずかしかったです。