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「癒やし系ではなかったです」“優香の妹分”堀越のりが語る、グラドル全盛期ここだけの話

堀越のりインタビュー #1

2023/01/08

genre : エンタメ, 芸能

note

ラジオ番組にハガキが来ず、事務所からは「綾波レイみたいに包帯巻け」と

――堀越さんはグラビアによく出ていたから人気があったと思いきや、レギュラーラジオ番組で2年間ハガキが一つも来なかったという伝説があります。あれは本当ですか。

堀越 『堀越のりの気ままなエンジェル』ですよね。どこで流れているのかもわからない、学校の放送室みたいな空気のところで録ってました。

 そもそもハガキが来なかったことに気付いてなかったんですよ。普通ラジオにはリスナーさんからハガキが来るって知らなくて。ある時「ハガキって来ないんですね」とスタッフさんに聞いたら、翌週にハガキが来たんですけど、お悩みの内容は女の子なのに男の人の字で(笑)。気を使ってくれたんだと思います。

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――その頃ですか、事務所に相談したら「エヴァンゲリオンの綾波レイみたいに包帯巻け」って言われたのは。

堀越 デビュー直後、焦ってたんです。地元に帰る顔がないので、絶対東京でどうにか売れなきゃいけない。でも、全然思ったようなスピードでは売れなくて、初めて事務所の上の人に相談したんです。

 そうしたら「かわいそうだと思ってもらえるように、必ずどこかに包帯を巻いたらいいと思う」って言われて。結局、実践しなかったです(苦笑)。