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「足とか体がプルプルしちゃって」M字開脚は辛かった…? インリン46歳が本音で振り返る“グラビア撮影の裏側”

インリンさんインタビュー #2

2022/02/26

genre : エンタメ, 芸能

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 2000年代、“エロテロリスト”としてグラビア界に登場し、一世を風靡したインリンさん(46)。グラビアモデルとして活躍する一方で、バラエティー番組などテレビでの活動も増えていきました。しかし、「はじめはテレビに出るのがすごく嫌だった」とのこと。果たしてその真意とは――。

 当時は「インリン・オブ・ジョイトイ」として活動していましたが、2016年からは芸名を「インリン」に。結婚後は故郷・台湾で暮らしている彼女に、あの頃の“本音”について伺いました。(全2回の2回目/前編から続く

インリンさん

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――グラビアのときは非常に攻撃的なイメージでしたが、バラエティー番組などに出演されていたときは反対に“おっとり系”といいますか、どこかインリンさんの雰囲気が違ったようにも感じます。

インリン 実は、はじめはテレビに出るのがすごく嫌だったんですよ。グラビアでは強くてカッコいい、女王様のようなイメージでやっていたんですが、普段の私は全然違うんですね。だから本当の自分をさらけだしてしまったら、写真集を買ってくださったファンの方たちが絶対にがっかりするだろうなと思っていて。そこにはやっぱりこだわりがあったので、バラエティーは特に厳しいかなと。

 最初は『ロンドンハーツ』さんからオファーをいただいたんですけど、そのときも「私は出られません、無理です」とお断りしたんです。

 

――素の自分を見せるのに抵抗があった?

インリン 事務所も、普段の自分を見せていいし、何も構えなくていいんだよと言ってくれたんです。それでも、自分の中ではどうもしっくりこなくて。ただ、『ロンハー』のスタッフさんはその後も「どうしても出てほしい」と何度も言ってくださって、すごく熱意を感じたんです。だからどうしようかすごく迷ったんですけど、最終的には出てみようかな、出るしかないかな、って感じでした。

「やっぱりセクシーは大事だなって」

――実際、出演されてみていかがでしたか?

インリン 初めて出たときは、男の子がひとりで電車に乗っていて、その子に好かれるように女の子たちがアピールする「ラブトレイン」という企画だったんです。途中で男の子に「この人は下車してほしい」と言われたら次の駅で降りなきゃいけなくて、そしたらまた新しい女の子が入れ替わりで乗ってくる、みたいな。

 私は途中の駅から乗ったんですけど、これはもうセクシーアピールするしかないなって。そしたら、終点まで行けたんですよ! なので、やっぱりセクシーは大事だなって思いました(笑)。

 

――セクシーで乗り切ったんですね(笑)。

インリン 確かそのときは、けっこう露出の高い服を着ていたんです。胸元がはっきりしていて、ちょっとミニな感じの。当時は、あまりそういう服を着ているタレントさんはいなかったので、そっちに視線がいくようにしてごまかそうかなって(笑)。でも、ありがたいことに撮影のときもスタッフさんはみなさん喜んでくださって、放送が終わった後も、反響がすごく良くて。

――この世界でも上手くやっていけそうだな、と?