2022年(1月~12月)、文春オンラインで反響の大きかった記事ベスト5を発表します。乗り物部門の第1位は、こちら!(初公開日 2022年4月21日)。

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 かつては「ヤンキー」の代名詞だったシャコタンも、彼女たちにかかれば立派なオシャレのアイテムに。ド派手なスタイルの車を操り、ひときわ輝く彼女たちのクルマ愛に迫る!(全4回の4回目/最初から読む)

「あゆ愛」を車で表現するジャックひろこさん

 もうとにかく、あゆのことがデビュー当時からすごい好きで。この車を買ったのも、あゆがCMをやっていたからという理由です。浜崎あゆみとコラボした限定車のゼストスパークが販売されたと知って、すぐに買いに行って。

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愛車を驚愕の「全面あゆ仕様」にカスタムするジャックひろこさん

 今の形になったのは、サティスファクトリーっていうショップのオーナーと出会ってからですね。最初にお願いしたのが6年前。それからはもうずっと、何から何まで面倒を見てもらっています。

 カスタムの内容も完全にお任せでやってもらっています。私はイメージを伝えるだけ。「とにかくあゆを全面に出してほしい」と。あとは私の地元が三重県なんですけど、三重のイメージカラーを勝手にグリーンと決めて、「グリーンとあゆ」っていうのをテーマにしてもらっています。

あゆの「Aマーク」が内外装の至るところに

 あとは、「この車を唯一無二の車にしてください」っていう風にお願いしました。「他に誰もしていないことをやってほしい」と。彼も私の気持ちに応えてくれて、たとえばトランクにある球体のウーファーも一点物なんですよ。これを作ってから、色々お店の方に問い合わせも来ているらしいんですけど、全部断ってくれているみたいです。

「唯一無二」を実現するためだけに後席をひとつにしてしまった

 後ろの席を1つにしているのも、注目されるためだけにやってくれたらしいんですけど、そのためにわざわざ構造変更の手続きもしてもらっています。あとは音響も、ちゃんと私の身長や体重を考えてもらって、運転席であゆを一番気持ちよく聞ける環境っていうのを追究してくれているんです。

 実はこれまでにかかったお金はあんまり把握していないです。彼の話では、スーパーカーが買えるくらいらしいんですけど。それでも、絶対に誰もしないようなアイデアをたくさん形にしてもらって、ほんとに感謝しています。彼のおかげで私の「あゆ愛」を車で表現できるようになって、めっちゃ嬉しいです。

愛車のカスタムを通じて性格も前向きになったという

 車のカスタムを始めるまではネガティブだったんですけど、周りからは「性格が変わった」って言われます。昔は写真に写るのも嫌でした。でも、今は撮ってもらえてありがたい気持ちでいっぱいです。カスタムであゆへの愛を表現できて本当に幸せですね。

2022年「乗り物部門」BEST5 結果一覧

1位:「私の『あゆ愛』を車で表現したくて」 “スーパーカー1台分”の改造費をかけたヤバすぎる軽自動車…オーナーが明かした“改造の悦び”とは
https://bunshun.jp/articles/-/59780

2位:じつは“日本でトップクラスの複雑な駅”「新大阪」には何がある?
https://bunshun.jp/articles/-/59779

3位:男性100人の事業所で女性は私1人だけ…ジョッキがぶ飲み姿がSNSで大注目の“トラックめいめい”が明かす女性ドライバーのリアル
https://bunshun.jp/articles/-/59778

4位:〈現地写真〉国道を走っていると目を疑うような看板が…! 山口県に実在する“恐怖の酷道”を走破してみた
https://bunshun.jp/articles/-/59777

5位:〈写真多数〉瀬戸内海沿岸に突然現れる「水没ペンション村」… のどかな町のすぐそばにある“奇妙すぎる廃墟”に行ってみた
https://bunshun.jp/articles/-/59775

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。次のページでぜひご覧ください。