「入所したら急に連絡先聞かれまくる」「東京ドームの裏でバク転の練習」「必ず聞かれること、バク転できる?」……
そんな「ジャニーズあるある」を綴った元ジャニーズJr.の大川慶吾(29)の投稿が注目を集めている。2013年にジャニーズ事務所を退所し、俳優活動を開始した大川は、去年11月に同じく元ジャニーズJr.の森継亮太(28)、江上龍(28)、守屋亮佑(29)の4人からなるユニット、「じゅにぼ」を結成。一夜限りのライブでは、約10年のブランクを感じさせないパフォーマンスで会場を盛り上げ、手作りの団扇を持った多くのファンもそれに応えていた。
今でこそ「元ジャニーズ」を前面に押し出している大川だが、その経歴をひた隠しにしていた時代もある。元ジャニーズであるがゆえの葛藤とは――。(全3回のうち1回)
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「元ジャニーズあるある」は約500万回再生
――写真撮影の時に華麗なターンを披露していただいて、さすが元ジャニーズ!と感動しました。
大川 ありがとうございます。ジャニーズを退所して約10年経ちましたが、振り付けなどは身体が覚えていますね。ターンやバク転はジャニーズに居た頃はできて当たり前だったので、こうして褒めていただけるのは不思議な気分です。
――大川さんは自身のティックトックやインスタグラムで「ジャニーズあるある」「元ジャニーズあるある」の動画を投稿されています。反響はいかがですか?
大川 賛否はありますが、大きな反響をいただいています。再生回数は今も伸び続けていて、一番バズった「元ジャニーズあるある3」は約500万回再生されています。フォロワーも5000人くらい増えました。
――この投稿を思いついたきっかけはなんだったのでしょう?
大川 僕は現在、俳優や広告モデルの仕事をしながら、「しゃかりぃな」という女性アイドルのプロデュースもやっています。アイドル活動をする中でいかにSNSが大切かということを彼女たちに伝えるために、まずは自分が投稿をバズらせようと思って。AからCプランまで試したのですがうまくいかず、最終手段として「ジャニーズあるある」を投稿しました。正直、ここに至るまで自分の中でかなり葛藤がありました。今でも後ろめたい気持ちはあります。