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「現場で演技レッスンできるのはジャニーズだけ」事務所退所で知った“自分の実力”と“Jr.時代の戦友”のありがたみ《元ジャニーズあるあるの真実》

元ジャニーズ大川慶吾インタビュー#2

genre : エンタメ, 芸能

 去年11月に元ジャニーズJr.のユニット「じゅにぼ」のメンバーとして一夜限りのライブを披露した大川慶吾(29)。

 大川は7年間ジャニーズ事務所に所属し、嵐などのバックダンサーを務めたが、2013年に退所を決断。俳優活動に専念する道を選んだ。自身のSNSで投稿した「元ジャニーズあるある」の動画内で「希望をもって退所して自分の無力さを知る」と綴っている大川。20歳でジャニーズ事務所を退所した彼の前に立ちはだかった現実とは――。(全3回のうち2回)

 

 

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「僕はデビューのピラミッド構造からは外れていた」

――大川さんはジャニーズJr.時代、嵐さんなどのバックダンサーをしながら俳優のお仕事もされていたんですよね。

大川 『渡る世間は鬼ばかり』などドラマのお仕事ももらっていました。でも正直なところ、僕はデビューのピラミッド構造からは外れていて。

――デビューのピラミッド構造というと?

大川 ピラミッドの一番下にいるのが入ったばかりのバックダンサーたち、その上によく現場に呼ばれるけれど、ちゃんとしたグループには所属していない子たちがいる。僕は、メンバーの入れ替わりがあるグループに参加したりしなかったりだったので、ここに属していたと思います。その上に、グループに所属している子たちがいて、頂点にファンがたくさんついている人気グループがいる。当時そこにいたのが、SixTONESやSnow Manです。彼らがデビューできていないのに、ピラミッドの下の方にいる僕がデビューするのは難しいんじゃないかと徐々に思い始めるわけです。

 

 

ジャニーズにある「定期的な人員整理」とは

――「ジャニーズあるある」の中に「定期的に人員整理がある」という言葉がありましたが……。

大川 僕がいた頃のジャニーズでは“クビ宣告”はなかったのですが、周りについて行けなかったり、問題行動をしてしまったりして現場に呼ばれなくなり、フェイドアウトしていく子がいたんです。そのことを“人員整理”と表現していました。僕はありがたいことに呼ばれなくなるということはなかったのですが、かといってデビューが期待できるポジションでもなかった。

――大川さんがジャニーズ事務所を退所されたのは、20歳の時でしたね。

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