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パーク 実は、まだ人気があるうちに俳優の道に進みたいと考えていて。そうすれば、「あのパークマンサーが、俳優に!?」って注目されるじゃないですか。だから早めに辞めたかったんです。

パークマンサーとしての人気があるだけでは通用しないと気付く

――番組からのフェードアウトと同時に、軟式globeも解散したのですか?

パーク いや、番組に出なくなっただけで、軟式globe自体は解散していません。以前テレビ番組で「軟式globe解散!」と放送されたのですが、それは誤報です。記事に書いておいてください(笑)。

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――その後、本当に俳優の道に進まれたのですか。

パーク そうです。少しややこしいのですが、世を偲ぶ仮の姿で、2003年にドラマ『TRICK3』へ出演しました。でも、オイラのシーンの撮影で「難玉弐高式土偶(なんぎょくにこうしきどぐう)」という、めっちゃ難しいセリフがあって。

 仲間由紀恵さんや阿部寛さんをはじめ、いろいろな役者さんが待っているなか、「なんきょくにごちきき……」と何度も噛んで、36テイクも撮り直したんです。でもオンエアを観たら全部カットされていて、全く喋っていないことになっていた(笑)。その後、『TRICK』シリーズには二度と呼ばれませんでした。

 パークマンサーとしての人気があるだけでは、プロの俳優の世界では通用しないんだなと気づきましたね。

 

月9には3年連続で出演

――しかし、その後も『リッチマン、プアウーマン』『SUMMER NUDE』『失恋ショコラティエ』など、数々のドラマに出演されていますよね。しかも今あげた3つのドラマは、すべて月9です。

パーク 月9には3年連続で出演しました。『リッチマン、プアウーマン』の時は、50人くらい参加しているオーディションを勝ち抜いてセリフを頂いたり。ドラマを観ると、まあまあ映ってますね。ドラマの中で、出演者が壁に絵や文字を書くシーンがあるんですけど、よく見ると「そうだよアホだよ♪」と書いてありますよ(笑)。

『リッチマン、プアウーマン』である程度評価されたので、『SUMMER NUDE』や『失恋ショコラティエ』にも呼んでいただいて。そうやって少しずつ自分の立ち位置を作っていったんですよね。とはいえ、ドラマに出たときにもらえるセリフは5行とか。特に売れることもなく、細々と俳優業を続けていました。

――俳優業一本で活動していたんですか?