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5人のキンプリも最後のカウコン

 しかし、並み居るジャニーズファミリーの中で、最もファンの注目を集めたのは、最後のカウコンを迎えた平野、岸、神宮寺だった。毎年恒例のグループチェンジメドレーでは、KinKi Kidsの「ジェットコースター・ロマンス」を披露した。

ファンに向け、脱退の経緯を説明するキンプリメンバー(ファンクラブサイトより)

「コンサートの終わりにそれぞれのグループが挨拶をするのですが、キンプリの時に最も大きい拍手が起きました。そんな拍手の後、岸くんが『モノマネしていいですか?』と、大先輩である東山紀之さん(56)のモノマネを披露して大ウケしていました。セクゾとは対照的に明るい挨拶で湿っぽいところはありませんでしたが、平野くん、神宮寺くんはファンからはギリギリ見えないところで先輩らにしっかり挨拶をしていました。さすがだなと思いましたね」(前出・コンサートに参加したファン)

平野紫耀の脱退というニュースは衝撃だった(ファンクラブサイトより)

 波乱含みで開演したカウントダウンコンサートは、しかし大きなアクシデントもなく終わった。事務所を去る者と残る者が一堂に会するという緊張感のある現場を大過なく収めたのは、さすがジャニーズということか。藤島ジュリー景子社長体制のもとで、社内の権力構造が変わり、Jr.の定年制も始まる。2023年もジャニーズ事務所への注目度は引き続き高い。