2022年11月は、ジャニーズのファンにとって長く記憶される月になるかもしれない。
11月1日、故ジャニー喜多川氏の事実上の後継者だった滝沢秀明氏(40)が、ジャニーズ事務所を退所したことが報道された。その3日後の4日には、現役アイドルのなかでも抜群の人気を誇っていたKing & Princeの平野紫耀(25)、神宮寺勇太(25)、岸優太(27)が突如グループを脱退することを発表し、世間に衝撃を与える。
わずか数日のうちに重なった名のあるジャニーズ関係者の退所発表に驚いたのはファンだけでない。ジャニーズ事務所に所属するタレントらも、世間と同様に困惑させられていたのだ。
滝沢氏の退所とキンプリメンバーの脱退に因果関係はなし
「タッキーの退社を報道で初めて知ったというタレントも多かったそうです。特にJr.の子たちは、報道の真偽を確かめるために情報収集に必死でしたよ。ここ数年、関東のJr.たちにとってはタッキーこそが絶対的な存在で、タッキーについてさえいけば良いという風潮がありました。その分、突然の退社報道は寝耳に水。『本当だったらどうしよう』と、うろたえているJr.は少なくありませんでした」(ジャニーズ所属タレント関係者)
King & Princeのメンバー脱退もまた然り。
「正式発表の数時間前から『キンプリが解散する』という噂が、一部のジャニーズJr.や退所したJr.である“辞めジュ”らの間で飛び交うようになりました。タッキーの退所とキンプリメンバーの脱退には特に因果関係はなく、それぞれ全く別の事情で起こったことです。たまたま時期が重なってしまった形なのですが、事務所内の事情に明るくないタレントの中には今後の自身の身の振り方を考えた子もいたそうです」(ジャニーズに詳しいスポーツ紙記者)