ジュリー氏のご贔屓は、関西Jr.のここの数年の仕事量からもわかる。
「関西Jr.内グループ“Lil かんさい”は、今年こなした仕事の量が尋常ではありませんでした。単独コンサートを行っているだけでなく、昨年CDデビューした“なにわ男子”や関西の先輩である“関ジャニ∞”のバックダンサー、松竹座での舞台に出演など、休む暇がほとんどなかった。デビュー前のJr.という立場で、ここまで仕事がぎっしり詰まっているのは異例のことですよ」(関西ジャニーズ関係者)
“Aぇ! group”が最もデビューに近い理由
そんな関西Jr.の中でもダントツでデビューに近いと言われているのが“Aぇ! group”だ。
「関西Jr.はデビューが決まると、毎年行われる年末ライブを卒業するのが常なのですが、“Aぇ! group”はこの年越しライブには出演しないことがすでに発表されています。関係者の間では『そういうことだよね』とデビュー決定は半ば公然の秘密扱いです」(同前)
優遇措置はメディアへの露出につながる。
「まだ発表されていませんが、桐山照史くん(33)が主演のとあるドラマの続編の制作が決まっています。このドラマ、以前は"7 MEN 侍"の中村嶺亜くん(25)がバーター出演していましたが、続編では"Aぇ! group"の福本大晴くん(23)への変更が決まっているという話があり、業界内ではあからさますぎるという声もあがっています」(テレビ局関係者)
“美 少年”や“HiHi Jets”ら、ファンもメンバー自身もデビューを心待ちにしている待機グループをよそに、“Aぇ! group”がこれほど手厚い扱いを受け、デビューに近いとされるのには理由がある。
関ジャニ∞のメンバーもプロデュースに携わるように
「正門くんがジュリーさんに気に入られているのも大きいのですが(笑)、彼女はYouTubeの再生回数やグッズの売れ行きなど、目に見える数字を大切にしている。その数字が、他の人気グループよりも“Aぇ! group”のほうが良いんです。これまで関ジャニ∞の横山裕くん(41)が“Aぇ! group”のプロデュースを担当していましたが、正門くんとジュリーさんの親交が深くなった1年ほど前から、関ジャニ∞の大倉忠義くん(37)もプロデュースに携わるようになり、より力を入れています」(同前)
退所や脱退が相次ぎ、ジャニーズ事務所の盤石に見えた幹が大きく揺れている。しかし、そのなかでも着々と芽を出しはじめた次世代タレントからも目が離せない。