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メーガン妃は広報担当者を通じて「悪質なデマ」「自分もいじめの標的になった者として、人格攻撃を悲しく思う」と報道を否定。だが実は、『タイムズ』紙報道の前から“いじめ疑惑”は取り沙汰されてきた。
「17年の婚約発表直後、側近が職員への態度を改めるよう苦言を呈すと、メーガン妃は『甘やかすのは私の仕事ではない』と発言。結婚式直前にはキャサリン妃を泣かせたとされる。18年12月には、女王に17年間仕え、メーガン妃の秘書を務めたサマンサ・コーエン氏が退職したことが判明した」(前出・記者)
英『デイリー・テレグラフ』紙によると、18年の結婚以降、秘書、ボディガード、子守など、少なくとも12人が退職。多くが1年未満で辞めており、極めて“異例”のことだ。
まさかの調査内容は「非公表」
1年にわたり調査が行われ、当初、その内容は、6月末には明らかになると見られていた。だが今回、英王室は内部調査の結果を、公表しないと発表したのである。
非公表の理由は明らかにされておらず、調査協力者には不満を持つ人間もいるという。だが王室ウォッチャーの多くは、妥当だと考えている。「いじめが事実だから公表しなかった」ともっぱら受け止められており、また報告書を出さないことで、メーガン妃の反論を封じることも出来るからだ。
6月の女王即位70周年記念式典に参加したものの、群衆からブーイングを受けたヘンリー王子とメーガン妃。チャールズ皇太子、ウィリアム王子と言葉を交わすことなく、式典最終日の行事を見届けず、アメリカに帰国した。
文/近藤奈香