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そばつぶ 「ぶっ飛びすぎてる」とは言われますね。「筋トレは好きだけど、石はちょっと……」とか。「おもしろそうだね」と言ってくれても、誰も実践はしてくれない(笑)。周囲には「なんか変わったことをやっている人」と思われています。

――SNSを通じて「そばつぶさんの影響で力石をやってみました」という声は届きますか?

そばつぶ 少し届くようになりました。ありがたい話です。

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力石文化を守りたい理由

――そばつぶさんが力石という文化を盛り上げたい理由は何でしょうか? 大勢と力比べをしたいからですか? それとも文化が廃れて、力石が捨てられたりしたら困るからですか?

「力比べのお祭りがまた増えるとうれしいですね」 ©文春オンライン編集部

そばつぶ 両方ですね。筋トレでも合同トレーニングってあるじゃないですか。あんな感じで力石仲間が集まって、みんなで情報交換や力比べができたら良いですよね。

 きっと昔の人たちもそういうふうにして力石を楽しんでいたと思いますし。そうやって力石が盛り上がれば、神社の方も「これは持ち上げられる状態で保存しておいたほうが良さそうだな」と思ってくれるはず。はるばる遠くの神社まで行ったのに力石が死んでいたのでは、やっぱりガッカリしますから。

 時代が進むとともに、力石を担ぐお祭りの数もどんどん減っています。力比べのお祭りがまた増えるとうれしいですね。そして、石を担ぐことの楽しさ、やりがいがもっと知られてほしい。そのためにも、そばつぶとして力石の魅力を発信していかなければと思っています。

記事内で紹介できなかった写真が多数ございます。こちらよりぜひご覧ください。