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昨年末、都内の自宅で自死

 彼女の証言を報じた「週刊女性」に対し、園氏側は事実と異なるなどとして反論。同誌の版元に損害賠償と謝罪広告などを求める訴訟を提起した。昨夏から東京地裁で裁判が行われており、現在も係争中だ。

 そうした中、「亡くなった事実を公表しないと、彼女の存在そのものを否定することになってしまう」と取材に応じたのは、関係者から事情を聞いた千葉さんの知人だった。遺書は残されていなかったという。

「昨年12月上旬、都内の自宅で自死しているのを発見されたんです。性被害を告発後、SNSなどで誹謗中傷が寄せられ、それに悩んでいたのは事実。ただ、もともと彼女には重い持病があり、育児にも悩んでいた。性被害の告発は一つの要因だと思いますが、病気や家庭の悩みも大きかったようです」(同前)

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千葉さん(本人のFBより)

「週刊文春」は電子版で1月26日、千葉さんの自殺を報道。港氏も同日、追悼の言葉をツイートしたのだった。

〈強くて優しかった。だから彼女が去った今、僕はその強さと優しさだけを胸に残しておきたいと思います。千葉さん、ありがとう〉