今回は「三浦瑠麗氏の読み比べ」です。まず話題になったのは1月20日の記事でした。
『太陽光発電出資の告訴で家宅捜索 東京地検特捜部』(FNNプライムオンライン1月20日)
《太陽光発電事業への出資を名目に、およそ10億円をだまし取ったとして刑事告訴された東京の投資会社が、19日に東京地検特捜部の家宅捜索を受けた。家宅捜索を受けたのは、東京・千代田区の投資会社「トライベイキャピタル」の本社と代表の自宅など。》
このトライベイキャピタルの代表が「国際政治学者」三浦瑠麗氏の配偶者ということで、ネットを中心に注目されたのである。三浦氏はホームページで「報道は事実」と認めたものの、「夫の会社経営には関与しておらず、一切知り得ないこと」とコメント。
新聞はどう報じたか?
このニュースに対してSNSでの反応を3つにまとめてみると、
1、夫婦は別人格なので三浦氏について言うのはいかがなものか?
2、確かに夫婦は別人格だが、三浦氏は過去に政府の「成長戦略会議」で太陽光発電を推す発言を繰り返していた。利益相反ではないのか?
3、昨年に発売された本の中で三浦氏は「お互いの会社の株をほぼ半々で持ち合っているし、それは財産分与なんかより確実ですよ」と発言しており、やはり関係ないとは言えないのでは?
だいたい上記のようなものだった。いずれにしてもネットでは大騒ぎ。ではこの件、新聞はどうなのか? 現時点では報じるのか報じないのか。すると東京新聞の「こちら特報部」が記事にした。