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『三浦瑠麗氏「夫の会社と無関係」なの? 「成長戦略会議」発言 利益相反の指摘も』(1月24日)
三浦氏は20年に菅義偉前首相が設置した「成長戦略会議」のメンバーであり、自前の資料を用意して複数回にわたり太陽光発電を推進する発言をしてきたとし、
《議事要旨によると、21年6月の第11回会議で「荒廃農地の太陽光発電に対する転用の件について、ぜひやっていただきたい」と主張。同年9月の第13回会議でも「非常にポテンシャルの高い、例えば屋根のせの太陽光と、小規模の荒廃農地に対する太陽光パネルの設置などに関しては、もう少しスピードアップしていかないと」と述べている。》
さらに、
《今回のケースは、夫婦は別人格であり、夫の会社の内実を知らなかったという主張も通らなくはないが、やはり外形的には経緯に疑問が残る。》
記事はここから、成長戦略会議は何でこんな人選をしているのだ? という展開になる。
「政策のスペシャリストではない」とバッサリ
明治大の西川伸一教授(政治学)は「驚きを隠せない。身内に利害関係者がいることは事務局も知っていたはずだ」とし、
「政官上層部の連携プレーで、知名度の高い三浦さんが選ばれたのだろう。だが、民間委員は選挙を経ずに政策決定に参画するのだから、国民から見た公正さが何よりも大事なはずだ」
ノンフィクション作家の森功氏は「そもそも、三浦氏は政策のスペシャリストではない」とバッサリ。「会議での発言を振り返れば、夫の事業への協力に利用したと見られても仕方ない」。さらに「政策会議が時の政権に近く、お墨付きを与えるPR機関になっていることが問題」とも。