妻と2人の子どもと同居する自宅に、知人女性の遺体を遺棄したとみられている31歳の男。
遺体はバラバラに切断された状態だったことが新たに判明した。
23日、遺体を遺棄した疑いで逮捕されたのは、沼津市の会社員・土屋勇貴容疑者(31)。
土屋容疑者は2月21日、知人の伊藤亜佑美さん(33)の遺体を自宅に遺棄した疑いが持たれている。
土屋容疑者は、静岡・沼津市の自宅に妻と幼い2人の子どもと住んでおり、高齢の父親とも同居していた。
近所の住民A:
(子どもは)男の子1歳と、3歳か4歳の女の子。
警察によると、家族5人が暮らす自宅で見つかった伊藤さんの遺体はバラバラに切断された状態で、一部はベランダから見つかったという。
近所の住民は、土屋容疑者の自宅から「不審な音が聞こえた」と話している。
近所の住民B:
20日か21日かそれくらい、車を置いてある駐車場のところあたりかな。普段、こんな音が聞こえることはないのに、どうしたのかなという思いはしました。何かちょっと違和感のある音。
土屋容疑者の自宅がある沼津市は静岡県の東側。一方、伊藤さんの自宅がある磐田市は静岡県の西側に位置し、その距離は約130km。車では2時間ほどかかる。
また、土屋容疑者の自宅から280m離れたコインパーキングでは、伊藤さんの車が発見されている。
土屋容疑者と伊藤さんの間に何があったのだろうか?
伊藤さんを知る人によると、伊藤さんはシングルマザーで、去年「交際相手ができた」と話していたという。
伊藤さんを知る人:
(シングルマザーという話は)本人から聞いてます。子育ての部分、生活の部分、本人も結構いっぱいいっぱいだったんじゃないのかな。(伊藤さんから)交際できるお相手ができた、去年だったかな。そういう話は少し聞いてはいた。
警察は土屋容疑者が伊藤さんが亡くなった経緯についても知っているとみて、殺人の疑いも視野に入れて捜査を進めている。
(「イット!」2月24日放送分より)