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「歌いたい。けど需要がない」歌の仕事が20年間まったくなかった千秋が、ずっと目を背けてきた“一番やわな部分”とは

「歌いたい。けど需要がない」歌の仕事が20年間まったくなかった千秋が、ずっと目を背けてきた“一番やわな部分”とは

千秋さんインタビュー#1

2023/03/18

genre : エンタメ, 芸能

note

――率直な思いを発信した直後、YouTubeチャンネル「千秋の歌YouTube」を開設されます。

千秋 インスタに「本当は歌いたいんだけど」と書いたらファンの人からいっぱいコメントをもらって、その中に「今の時代、オファーがなかったらYouTubeで発信しちゃえばいいんですよ」ってアドバイスがあったんです。そうか、そういう時代なのか、と思いました。 

 YouTubeはもちろんやったことがないけど、それを自分でやれば歌える。だったらやるっきゃないって感じで、「YouTubeの開き方」っていう動画をYouTubeで探して、Googleのアカウントを取るところからはじめました。

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「千秋の歌YouTube」の概要欄に投稿された切実なメッセージ

「歌いたい。けど需要がない」と相談したパッパラー河合さんの答えは

――千秋さんが自分でチャンネルの開設をしたんですか?

千秋 事務所の人に言っても「わかんない」ってさじを投げられちゃって。で、ポケビの時からの付き合いのパッパラー(河合)さんと二人三脚、おじさんとおばさんで一生懸命「これで…いいの……か?」みたいな感じで開設しました(笑)。

 そうやって動き出したら事務所もやっと「コイツ本気なんだ」と思ったみたいで、新曲のリリースができるようになったんです。

 

――パッパラー河合さんといえばポケビサウンドの生みの親で、プロデューサーですよね。

千秋 数年前にたまたまパッパラーさんに会った時に、「歌いたい。けど需要がない」と話したことがあったんです。YouTubeを開設するときに改めて連絡したら「もうやろうよ」と背中を押してくれて、本気で手伝ってくれたんです。

 でも、パッパラーさんの方が先輩なのにレコーディングからYouTubeの編集まで全部やってもらってる感じになっちゃって(笑)。自分でやらなきゃダメだと思って勉強して、YouTubeの動画編集もいつの間にか全部できるようになっちゃった。