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「チャラい男とは付き合わない」恋愛は父を反面教師に

 映画「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」(2010)の大森立嗣監督もこう語る。

「彼女は度胸がある。まずは、『一度やってみます』と言って演技をやってみる。そして出してくる芝居が素晴らしい。『日本のトップになるんじゃないか』とある種の怖さも感じました」

 

 この映画で、その後の人生を変える大きな出会いを果たす。夫となる俳優の柄本佑(たすく)だ。

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「母親の和津さんは、『女性自身』のインタビューで、佑さんは『サクラが初めて付き合った人』と語っています。スキャンダルを思春期に目の当たりにして、恋愛に関しては父を反面教師にした。『チャラい男とは付き合わない』と話していたそう」(芸能デスク)

「いつ仲良くなったのか全然知らなかった(笑)」

 出会いのきっかけを作った大森氏だが、当初、交際に気がつかなかったという。

「2人だけのシーンもなく、いつ仲良くなったのか全然知らなかった(笑)。映画のあとから『付き合ってるらしい』と噂を聞いたんです。結婚式に呼ばれて、そこでサクラから『あの作品で出会ったんですよ』と正式に報告を受けました」

夫の柄本佑と一緒に登場することも(安藤のインスタより)

 監督も欺く見事な“演技”のあとゴールイン。17年、第一子が生まれ、現在は、京都と東京の2つの拠点を持つ生活を続けている。ブラッシュアップを繰り返して今がある。