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「野生化し生息している個体の野猫は鳥獣保護管理法の対象」
「玄関を開けたら急に鶏がいて、そこら中にフンが落ちていることが多々ありました。臭いや鳴き声で迷惑している家庭もあるみたいですよ。すごく可愛がっている割に管理が甘いし、時期がきたら食べてしまうみたいでした。キツネや猪なども食べていたみたいで、“蔵”には毛皮を記念として吊るしていて、なんだか怖いな……というのが最近の印象でした」(同前)
YouTubeの動画でも「落ちていた猪を解体して食糧に」や「車に轢かれたタヌキをマフラーにしてみた」など“すでに死んでいた動物”を利用した動画が上がり始め、次第に自らも“狩り“に出向くようになる。
そして2月11日、事件となる猫の虐殺動画がアップされた。生駒容疑者は動画内で狩猟読本を読み上げながら、「市街地を徘徊しているような野良猫(地域猫)とは違い、野生化し生息している個体の野猫(ノネコ)は鳥獣保護管理法の対象。つまり(狩猟は)合法であると言えます」と発言。法律を守った上での一連の行為だとして、「野猫に乾杯」などと言って捕食した。
しかし、実際には、この猫は世話を施された“地域猫”だった。地元の動物愛護団体の一員である男性が明かす。