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《京都“居眠り”トラック暴走事故》「どれだけ私たちを侮辱するのか…」被告の運転手らの“寝言のような主張”に被害者家族が激しく反発「父は死亡、母は半年たった今も入院中」

《京都“居眠り”トラック暴走事故》「どれだけ私たちを侮辱するのか…」被告の運転手らの“寝言のような主張”に被害者家族が激しく反発「父は死亡、母は半年たった今も入院中」

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 第3回公判では、岩瀬被告が勤めている春日物流の社長が情状証人として出廷した。星野さんが続ける。

「以前にも、被告が“居眠り”蛇行運転をして会社にクレームが入っているのですが、社長はその事実を認めました。会社が指導や管理を徹底していれば、両親が事故に巻き込まれることはありませんでした。会社にも責任があると思っています。

正面から激しく衝突されたことを物語る事故車両(遺族提供)

 また、社長は、遺族に直接謝罪したかどうかを問われると『連絡した際、遺族が北海道で勤務していると言われたので断念した』と述べました。確かに弟は当時、札幌に赴任していましたが、10~11月の1カ月間だけです。それ以降は関西に戻っていますし、私は埼玉在住なので、いつでも謝罪に来ることはできたはずです」

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物流会社の社長は、会社にクレームが入るのは「遺族が情報発信するから」と答弁

 さらに、星野さんを愕然とさせる問答もあったという。

「社長は、今回の事故で会社にもクレームが入っていて『困っている』と訴えました。そして、被告弁護人から『なぜクレームが入るのか?』と聞かれると、『遺族が情報発信するから』と、メディアの取材を受けたり、ツイッターで事故についての投稿をしている私にその責任をなすりつけました。

 さすがに、被告弁護人もマズいと思ったのか、『それは被告が事故を起こしたからですよね?』と誘導尋問していたほどです。それくらい、被告や物流会社は自分たちが起こした事故の重大さを理解していないのではないでしょうか」(同前)

フロントがぐにゃっと押しつぶされている事故車両(遺族提供)

 一方、被害者参加人である星野さんの意見陳述も行われた。

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