ギャル雑誌『egg』などを運営する株式会社エイチジェイが、4月1日より小学生ギャルがメインモデルとして活躍するメディア『KOGYARU』を新たにリリースすることを発表した。なぜ小学生ギャルモデルを起用したのか。『KOGYARU』のプロデューサーである井場ひとみさんに詳しく話を聞いた。
また、『KOGYARU』の初期メンバーであるゆなちさん、のあぴさん、ららさんにモデルとしての意気込みを聞いた。(全2回の2回目/最初から読む)
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休み時間はTikTokをするのが流行り
ーー小学生ギャルの中で流行っているものは何かありますか。
井場 ランドセルのデコレーションですね。豹柄のシートをつけたり、キラキラシールを貼ったりして自分だけのオリジナルランドセルを作る子も増えています。最近は、ランドセルに推しのサインをもらうのが流行っていますね。防犯ブザーにキラキラのデコレーションをする小学生もいました。
今の小学生はスマホを持っている子が多いので、TikTokを見ている子も多いですね。休み時間はTikTokで話題のダンスを踊っているという話もよく聞きます。
あとは、ドッジボールやかくれんぼなども好きな子が多く、撮影の合間はみんなで公園で遊ぶこともあります。
モデル活動が原因で友達関係に悩む子も
ーー『KOGYARU』をスタートしてから批判的なコメントはありましたか。
井場 今のところ運営側に来ることはないですが、小学生ギャルモデルのSNSには心ないコメントが届くみたいです。「小学生らしい格好をしろよ」とか「子どもがかわいそう」とか。でも、本人たちは好きでやっているので気にしていないみたいです。
一番心配だったのは学校の反応でした。やっぱり髪色などにすごく厳しい小学校もあって、友達や先生から何か言われた子もいて。でもご両親がお子さんの活動を学校に説明して理解していただいたみたいです。
ただ、中には小学校の友達の間で浮いてしまっている子もいて。芸能活動をしていると学校で目立つことってあるじゃないですか。それと同じようなことが起きていて、「雑誌とかYouTubeに出てる子だ」って距離を置かれてしまうこともあるみたいです。