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板野サイドに聞いてみると「服を選ぶ時点では…」
では、その効果はいかほどか。1万9800円(税込み)と決して安くはないが、同社HPを見ると――。
〈SOLD OUT〉
なんと、予約開始から5日後の4月4日時点で白と黒の両方が売り切れていたのだ。“フライングゲット”が続出したのだろうか。
Rosy luceに反響などを尋ねると、こう回答した。
「当日決勝戦でグランドへ家族も降りるという事を聞かされたのは試合中でした。また、グランドに降りてからは、家族記念写真の撮影をします、ということでしたので、服を選ぶ時点では、観戦して帰るだけのつもりでした。決勝戦の願掛けも込めてお気に入りの洋服で参戦しました。
ブランドコンセプトからもあるように“妥協なく本当に自分が着たいと思えるプロダクト作り”ということから、日頃より自社製品を着用しております。出国前に夏物のサンプルが上がってきたので、私服として着用をしておりました。
『WBC決勝戦の場を宣伝の舞台とした』という事実はないです」
自社ブランドの服を“ヘビーローテーション”して、見事、商売にも繋げる板野社長だった。