4月13日午前4時ごろ、千葉県松戸市内のマンション敷地内に倒れていた少女2人を住人の男性が発見して、110番通報した。報道によれば、一人はすでに死亡していた。もう一人は搬送先の病院で死亡が確認された。
専門家は、自殺した女子高生がアルコールとともに市販薬を過量摂取するなどし、酩酊状態になっていたのではないかと指摘。その上で厚生労働省やこども家庭庁などに対策を講じるよう提言している。
「Xさんは推しとの恋愛に悩んでいた」
亡くなった女子高生のうち一人は新潟に住むXさん。すでに文春オンラインでも背景について触れている。YouTuberとの恋愛について悩んでいたとも言われている。Xさんと何度かツイッターのDMでやりとりをし、「一度、電話をしたことがある」という、同年代の女性は、
「けっこう前に聞いた話ですが、Xさんは推しと上手くいかなくて悩んでいたみたいです」
と話し、亡くなる直前のYouTuberとの恋愛とは別件の悩みも聞いていた。
醜形恐怖症や躁鬱を患っていたYさん
また、もう一人の女子高生は千葉県松戸市在住のYさん。Yさんを知る複数の人物に話を聞くことができた。そのうちの一人が、数年前から毎日のように通話していたという女性だ。
「好きなバンドが同じで仲良くなりました。『神聖かまってちゃん』です。LINEで通話していたときは、よく『死にたい』と私に話してくれたりしていました。醜形恐怖症や躁鬱で外に出られないなどと話していました。ただ、見た目は可愛かったし、実際に会ったときは、悩んでいることがわからないくらい陽気さや明るさがありました。急に歌い出したりとかもしていました」
Yさんの悩みはいったい何だったのだろうか。