4月21日、グラビアタレントの熊田曜子(40)が夫であるA氏と「円満な形で」離婚したことを発表した。裁判についてもすべて取り下げられ、終了しているという。
騒動の発端は2021年5月。A氏が熊田に暴力を振るったとして、東京地裁で罰金20万円の有罪判決を受けたことだった。その後、熊田はA氏に“離婚宣言”。3人の娘を連れて家を出たという。一方のA氏は同年10月、熊田と民放プロデューサーのB氏が不貞を働いたとして2人を提訴。熊田が所有していた大人のおもちゃ「ウーマナイザー」から検出されたDNAとB氏のDNAが一致していたと主張するなど、“ドロ沼”の様相を見せていた。離婚の全貌を報じた「週刊文春」の記事を再公開する(初出:週刊文春 2022年12月8日号 肩書きは公開時のまま)。
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「熊田さんが民放社員のB氏との不貞を理由に、夫のA氏に訴えられている裁判は大詰めを迎えている。来年には熊田さん、A氏、B氏が出廷し、証人尋問が行われるそうです」(A氏の友人)
そこでグラビアタレントの熊田曜子(40)も反撃を試みているのだが……。
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A氏はDNA鑑定書を直接証拠として提出
始まりは2021年5月、熊田がA氏から暴行を受けたと通報したこと。A氏は12月に東京地裁で罰金20万円の有罪判決を受け控訴したが、今年10月に控訴を取り下げ、判決が確定した。一方、A氏が昨年10月に東京地裁に提訴していたのが、熊田とB氏の不貞による慰謝料請求裁判だ。
A氏は直接証拠として、熊田が所有していた大人のおもちゃ「ウーマナイザー」から検出されたDNAと、B氏がラーメン店で使用した割り箸から検出したDNAとが、同一性が極めて高いとする鑑定書を提出。
熊田が裁判で繰り出したカウンターパンチとは
さらに熊田の手帳のカレンダー欄に、B氏の苗字の漢字の頭1文字が記されていた日があること。また、ハートマークが書かれた日があることを指摘し、不貞行為の証拠と主張している。“音声”もあった。暴行事件の前月のこと。熊田が友人に電話で「手帳めくる手が震えるもん、ヤッバっと思って」「プロが本当に頼もしいと思ったのは、絶対にツーショットは撮られてないよって」と話す録音データを提出。これはA氏が不貞疑惑を彼女に突き付けた後のものだという。だが――。
熊田はDNA鑑定の信頼性が高くない、ハートマークは『不正出血を記録したもの』などと反論。
さらに彼女が裁判でカウンターパンチとして繰り出したのが、“夫の不貞疑惑”である。熊田はA氏と、あるモデル女性との不貞を疑っており、前述の友人との電話は、夫の不貞疑惑について相談していたものだ、と主張している。