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2年前の2020年6月14日、横浜市南区の自宅で男子中学生と淫らな行為をしたとして、北條真帆(当時40)容疑者が神奈川県警に逮捕されている。この人物こそが、松野容疑者だ。事件後に離婚したと見られ、“松野”は旧姓のようだ。この事件の発覚の経緯も、被害生徒と容疑者のラインのやりとりに気づいた生徒の母親からの通報だった。
「顔のかわいいお気に入りの子」
「当時の自宅は一軒家で、夫と息子の3人暮らしでした。日頃から自宅は地元中高生のたまり場となっており、男子生徒らが夜中でも騒いだり路上でたばこを吸ったりしていることから、近隣トラブルにもなっていました。男子生徒らにとっては、友達のように接し、たばこも見逃すなど、“自分たちの悩みや思いを分かってくれる大人”である松野容疑者の存在はありがたかったのかもしれません。
ただ、松野容疑者には下心があったのでしょう。たむろしている中高生の中で、本人曰く『顔のかわいいお気に入りの子』である被害生徒と事に及んでいたんです。松野容疑者が被害生徒を誘ったと聞いています。事件になった子以外とも怪しい関係はいくつもあったという話も出ていました」(同前)
松野容疑者は2年前の事件を経て、当時の夫と別れ、1年ほど前から、今回の事件現場となった横浜市旭区のアパートに引っ越してきたという。このアパートは1階に大家が住み、2階が貸し出されている。冒頭の大家の女性が続ける。