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《歌舞伎町“立ちんぼ”そそのかし事件》「“くまの鬼枕”は業界では有名」容疑者の森のくまさん(25)が「デブキャラの限界ホスト」を抜け出すため太客に使った2つの“最終手段”

《歌舞伎町“立ちんぼ”そそのかし事件》「“くまの鬼枕”は業界では有名」容疑者の森のくまさん(25)が「デブキャラの限界ホスト」を抜け出すため太客に使った2つの“最終手段”

genre : ニュース, 社会

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 30代女性はホストクラブという世界の闇の深さについてこうまとめた。

「ホストに貢ぐために売春する女性は少なくないので、正直驚きはありません。ただお笑い担当の“くま”のために逮捕された女性がいて、“くま”本人まで逮捕されたのは驚きました。最後まで笑わせてくれますね……」

江川容疑者 本人インスタグラムより

 本人やお店のSNSでは江川容疑者に関する情報は全て削除されており、事実確認のために江川容疑者が働いていたクラブ『X』を訪れたが扉には鍵がかけられており人気はなかった。電話取材を試みるも通話はつながらず、同ビルで働くスタッフやホストに取材をすると口を揃えてこう話した。

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「いや『X』のことはよく知らないんですよね、“森のくまさん”は名前も初めて聞きました。25日に日付が変わった頃にビル前に警察が来て騒がしくしていたのは覚えていますけど、あれがこの事件のことだったんですか?」

「自分の売り上げを上げるために売春するようにそそのかした」

 新宿歌舞伎町の片隅で、指名を増やしホストクラブ内での順位を上げるために女性客からお金を吸い取っていた江川容疑者。逮捕後、警察の調べに対して「立ちんぼをすれば簡単に稼げると思い、自分の売り上げを上げるために売春するようにそそのかした」と容疑を認めているという。

大久保公園の側に立つ女性たち ©文藝春秋

 クラブ『X』からほど近い大久保公園では、事件が報道された27日の夜も少数の女性が“立ちんぼ”をし、その倍ほどの人数の男性が女性を物色する様子が見られた。女性に話を聞くと、「生活費と、ホストで遊ぶためのお金が欲しくて……」という回答。男性らにも声をかけたが、「“立ちんぼ”という文化は知らない」と言うと足早に歩き去った。

 この街ではあまりに普通のことになってしまっているが、そもそも売春が犯罪であることを忘れてはいけない。

《歌舞伎町“立ちんぼ”そそのかし事件》「“くまの鬼枕”は業界では有名」容疑者の森のくまさん(25)が「デブキャラの限界ホスト」を抜け出すため太客に使った2つの“最終手段”

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