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熊田曜子(40)“不倫裁判”の致命傷「ウーマナイザー」の売上300%アップで見えてきた“アダルト市場大使”への道《メーカーは“ご愛用を大変光栄に思います”》

熊田曜子(40)“不倫裁判”の致命傷「ウーマナイザー」の売上300%アップで見えてきた“アダルト市場大使”への道《メーカーは“ご愛用を大変光栄に思います”》

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 同社が当時流したリリースによれば、報道が拡散された2021年6月10日、InstagramやYouTubeでのウーマナイザーに関する日本からのコメントが100%以上増加。Google検索数は1日で4900%増加し、その検索のほとんどが「熊田 おもちゃ」というトピックに関連していた。さらに、日本のAmazonでの売上は週単位で50%以上増加していたという。

今年1月にも急伸した検索クエリ(Lovehoney Groupプレスリリースより)

「その約10日後に開催されたAmazonプライムデーでも、WOW Tech Groupは、ウーマナイザーを限定価格で販売しています。また、今年1月に熊田さんの離婚裁判の様子が報じられ、『ウーマナイザー』がTwitterで1日に2回トレンド入りしたときも、同商品の現在の販売元で、WOW Tech Groupの合併先であるLovehoney Groupが『ウーマナイザー・ミニ』を抽選で100人にプレゼントする『#ウーマナイザーでセルフケア』キャンペーンを実施していました」(同前)

経済効果はアダルトグッズのリアル店舗にも波及

 なんとも商魂たくましい展開だが、熊田の“経済効果”はインターネット上だけには留まらなかったようだ。北関東を中心にアダルトグッズやDVDを扱う店舗を展開している「利根書店」の亀井彬氏が語る。

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「最初に熊田さんの報道があった2021年6月に、海外製プレジャーグッズの月間売上が突然それまでの2倍になりました。そんなことは初めてで、伸びた分のほとんどがウーマナイザーによるものでしたから、まさにバブルでしたね。特にキャバ嬢など夜職の方からの認知度と人気が大幅に高まっていたと聞きます。3万円前後という価格帯もあってお店に通うお客さんにとってもプレゼントとしてうってつけだったようです」

売上が2021年6月に倍増(利根書店プレスリリースより)

 その後も好調は続き、現在では海外製プレジャーグッズの売上はかつての3倍ほどに成長。その約半分をウーマナイザーが占めているのだという。

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