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“WBC侍ジャパン”西武・山川穂高(31)が“強制わいせつ致傷容疑”で事情聴取「被害女性は下半身から出血するけがも。処罰感情は強い」

「山川は既婚者だが…」“被害者”が訴える被害の内実とは

 そんな山川に一体何があったのか。球団関係者が声をひそめる。

「山川は昨年、東京都港区のホテルの一室で、現在は歯医者の受付をしている女性A子さん(20代)の衣類を無理矢理脱がし、陰部を強く触るなどしたようです。A子さんが強く抵抗したせいか、A子さんは膣内や下半身などに怪我を負い、シーツに血の跡が点々と残っていたとも聞いています。

 山川はA子さんに謝罪し、医療費の負担などを申し出ている。しかしA子さんの心の傷は深く、被害の数日後には警察に駆け込んだようです。山川はWBCが終わった直後に警視庁に呼び出され、事情聴取を受けています」

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 山川は既婚者だ。2017年に大学時代の先輩だった元ソフトボール選手の女性と結婚し、ウェディング会社のウェブサイトには結婚式の様子が掲載されている。まだ小さな娘もおり、Instagramでは仲睦まじい家族風景を投稿してもいる。

 なぜA子さんとホテルへ行くに至ったのだろうか。

山川選手の結婚式の様子(「ワタベウェディング」公式サイトより)

 事件があった日、2人はまず港区の高級焼肉店で食事をしていた。前出の捜査関係者によると、「山川はA子さんに対しワインなどの酒を積極的にすすめていたようだ」。

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「その後、山川から2次会に誘われたA子さんは知人の店を予約したが、山川が『野球選手で顔が割れているから』などと別の店『X』を予約し、そちらへ行くことになった。スキャンダル報道などを警戒した山川は先に『X』へ向かい、A子さんはその後ろをついていった。A子さんは『3階へ上がってきて、と山川から指示され向かうと、そこはホテルの一室だった。最初はバーの個室なんだと思った』と主張している」

ホテル「X」が入る港区の施設。一階はダイニングバーだった ©文藝春秋 撮影/細田忠

 A子さんの主張に違和感があったため、記者は実際に「X」を訪れた。「X」一帯は野球選手はもとより、経営者や芸能人などが夜な夜な集う華やかな土地柄だ。表通りに沿って、洒落たバーがポツポツと並んでいる。そこに、「X」はあった。

「X」があるビルには飲食店が複数軒テナントで入っており、1階にはダイニングバーがあった。植え込みで客のプライベートを守りつつも、大きなガラス窓越しからはボトルが並んだバーカウンターが見える。

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