相方との不仲説の真相は?
――2015年にマセキ芸能社のオーディションに合格し、所属。その2年後に、『キングオブコント』の決勝に進出するわけですから、吉本時代とは比較にならないスピード出世です。
ほしの メッキがはがれる=死を意味しますから、頑張れたんでしょうね(笑)。ただ、結果が出ていた分、ちょっと天狗になりつつある自分もいたと思います。
実際、『キングオブコント』の決勝では、ネタを飛ばしてしまい、きれいにメッキがはがれるという……。それをきっかけに、あいなぷぅともどんどん不仲になってしまって。
――一度仲直りしたともお聞きするのですが、今年2月に放送された『水曜日のダウンタウン』の説(「オフの相方を爆笑させるの難しい説」)で、再び険悪な関係性にあることが示唆されていましたが、今現在はどうなのでしょう?
ほしの 仲良く話せるようになってからは仮面夫婦みたいな感じでうまく取り繕っていたんですけど、あの説によってバレてしまったというか。一回修復しているので、仲良くもできるんですけど……本当は仲が悪いみたいな(笑)。今は、“ビジネス不仲ができる仲悪いコンビ”みたいな感じですね。
――虚と実が入り交じっている、と。
ほしの 一番複雑な状態です。ネタ合わせもしづらくなったので、一人でできるネタを考えるようになって。それで、2020年の『R-1ぐらんぷり』では決勝まで進んだんですけど、コロナ禍に見舞われ、お笑いの仕事が全部なくなるという。途方に暮れていました。
お笑いの仕事がゼロに…YouTubeでブレイクするまで
――そのタイミングで始めたのが、YouTubeチャンネル「ほしのディスコちゃんねる」だったんですよね?
ほしの 吉本時代に組んでいた「カーディガン」の元相方から誘われて、なんとなくやってみることにしました。何をするかまったく決めていなかったくらいです。
とりあえず、当時流行っていたファーストテイク動画をやってみようということになって、「クリープハイプ」さんの『栞』を歌ったところ大変な反響がありまして……。