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《大阪18歳タトゥー女性“殴打殺人”》「ちっちゃな頃から悪ガキで」婦女暴行、放火、鉄パイプ恐喝、いじめ、突き落とし…ホスト顔ヤンキー容疑者(22)の“死に至るワルの履歴書”

《大阪18歳タトゥー女性“殴打殺人”》「ちっちゃな頃から悪ガキで」婦女暴行、放火、鉄パイプ恐喝、いじめ、突き落とし…ホスト顔ヤンキー容疑者(22)の“死に至るワルの履歴書”

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鉄パイプを持って、小学生に「金出せ」「ボコボコにするぞ」

 その後、地域の人や学校の先生の見守りにより、一時は空手・柔道系の部活に励んで大人しくなっていったというが、中学校に入ってから生来の“凶暴性”に拍車がかかったようだ。前出とは別の近隣住民が続ける。

山中容疑者の実家

「中学2年生の頃からかなり酷くなりだした。陰湿ないじめから暴力を加えるようになり、カツアゲもするようになった。見ず知らずの小学生を呼び止めて『お金を出せ』と凄み、お金を持っていないと話す子に鉄パイプを示して『もし持っていたらボコボコにするぞ』と脅迫したそうです。外出ができなくなるほど精神的被害を被った子もいましたよ」

中学生の時に恐喝、放火、婦女暴行の過去…

 その後も警察沙汰になる行為は続き、度々反省文を書かされていたという山中容疑者。数ある反省文の中では、「こわい思いをさせて反省しています。これからは人の役に立ち、変わったといわれるように頑張ります」と改悛の意を示していたといい、大人や強い立場の人間に対しては従順な姿勢を見せていたという。

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亡くなった立花さん(Twitterより)

「しかし、“要注意人物”になった元稀の悪い噂は当時、毎日のように耳に入っていました。反省文の効果もなく、その後も暴行、恐喝を続けて、更に放火までしたという噂も出回りました。中学を卒業する頃には婦女暴行で少年院入りしたのに、高校に進学したと聞いて驚きが隠せなかった記憶があります。それからは、親世代で元稀の話をすることはタブーとなりました」(同前)

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