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ジュリー社長「知らなかった」に疑義 最側近のジャニーズ副社長がジャニー氏“性加害裁判”の証言台に立っていた

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「知っていたという事実認定をされることは有り得る」

 白波瀬氏は今年初め、ジュリー体制で代表権を持つ副社長に就いた最側近である。裁判に出廷して証言台に立った広報担当の取締役が、その裁判結果を知らなかったとは一般的に理解されないだろう。現在、代表取締役の白波瀬氏が性加害裁判を認知していた以上、現在のジャニーズ事務所の経営陣もジャニー氏の性加害疑惑を把握していたことになる。

ジャニーズ事務所の登記簿謄本に記載されている「代表取締役」白波瀬傑氏

 企業法務に詳しい間川清弁護士は「当時の状況から見て、知っていたという事実認定をされることは有り得る」と指摘。さらに、

「一取締役であっても、会社法上、代取を含めたほかの取締役を監視、監督、注意しなければいけないという義務がある。報道があった時点で、調査等を他の役員に提案すべきでしたし、取締役会が開かれていなかったなら、開くように自ら対応すべきだったと言えるでしょう。開かなかったことに関して、ジュリー氏が責任を問われる可能性はあります」

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 このほか、5月17日(水)12時配信の「週刊文春 電子版」及び5月18日(木)発売の「週刊文春」では、ジャニー氏から性加害を受けた元スタッフの証言、新たな元ジュニアの実名・顔出し告白、元ジュニア・杉浦城之氏が明かす回避方法、第三者委員会設置に賛成していた人気タレントなどについて詳報している。

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