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前職は「富士そば」の兄妹が、板橋区役所前で開業した“ちょっといい話”「お兄ちゃん、そば屋をイチからやろうよ」と…

前職は「富士そば」の兄妹が、板橋区役所前で開業した“ちょっといい話”「お兄ちゃん、そば屋をイチからやろうよ」と…

2023/06/06
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 待つこと2分。「半ライス」、アツアツの「コロッケ」、「温泉玉子」、「ウインナー天」が登場した。「自家製コロッケ玉子丼」を作ってソースをかけて食べていく。お米はあきたこまちを使用している。すごくうまいので驚いた。

ミニ丼はカウンターで注文可能
本日限定の天ぷらもある
トッピングもたくさん選べる
好きなトッピングで丼を作る作戦
「自家製コロッケ玉子丼」が完成

 また別の日に訪問し、池田店長おススメの「豚と梅おろしのつけそば」(690円)を注文した。冷しそば用につくった冷たいつゆに豚バラ肉がたくさん入っている。お好みで「梅肉」、「大根おろし」、「わさび」をのせて混ぜて食べる。これからの季節には最適なメニューである。

池田店長おススメの「豚と梅おろしのつけそば」
冷たいつけ汁に豚バラ肉がたくさん
お好みで「梅肉」や「大根おろし」「わさび」をのせて
混ぜて食べると絶品だ

食堂のようなそば屋を家族経営で

「蕎麦食堂 いけち」のモットーは「旨い」をなるべく「早く」だそうだ。でも本当のモットーは、若い方からお年寄りまで、また家族連れ、カップル、夫婦、ビジネスマン、地元の常連さんまで多くのお客さんに気軽に喜んで利用していただける食堂のようなそば屋を家族でがんばって経営していくことだと思う。その原動力は3人の笑顔に溢れていた。将来は父も参加予定とのこと。  

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 これからはもっと食堂風のメニュー「いけち定食」を作りたいと3人はいう。目玉焼きとピリ辛挽肉がのった「特製そば」も食べなければならない。「蕎麦食堂 いけち」はワクワクするような素敵な店だった。再訪必至である。

「蕎麦食堂 いけち」の原動力はこれ
オープン時には父も参加して大活躍だったとか

INFORMATION

蕎麦食堂 いけち
住所:東京都板橋区板橋2-61-4
営業時間:月~金 8:00~20:00
     土・祝   9:00~17:00
定休日:日、第2・第4土

前職は「富士そば」の兄妹が、板橋区役所前で開業した“ちょっといい話”「お兄ちゃん、そば屋をイチからやろうよ」と…

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