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性的関係を持った女性が病院へ駆け込み…

 女性が訴えた内容とはどのようなものだったのか。

「訴状などによると、インスタグラムでバウアーと知り合った女性は、21年4月と5月の二度、自宅に招かれ性的関係をもったといいます。その際、『喉に指を突っ込み、何度も意識を失うほど首を絞めた』『拳で顔や臀部、陰部を強く何度も殴った』『意識がない間に肛門性交をされた』と申し立てている」(同前)

 二度目の性行為の翌日、女性が病院へ駆け込んだことから地元警察が事態を把握。捜査が開始された。

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 これに対し、バウアーの代理人弁護士は、性行為はあくまで合意の上だったと強調。22年2月、証拠不十分で不起訴処分になると、バウアーは自身のYouTubeチャンネルに「The Truth」(真実)と題された動画を投稿。こう訴えた。

〈合意の上でラフな(荒っぽい)セックスをしましたが、彼女が言うような不穏な行為や出来事はなかった〉

 

 しかし21年8月と22年4月、バウアーと性的関係を持ったという2人の女性とその代理人が、新たにワシントン・ポスト紙にそれぞれ告発。「同意なしに平手打ちをし、(首を絞められて)彼女が意識を失っている間に肛門性交を行った」「セックス中に同意のないまま殴り、首を絞めた」といった証言が掲載された。