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「浮気は、浮気される女が悪い」
「彼の『紫陽花』という曲の中に『飽きられるようなあなたが悪いのよ』という歌詞があるんです。きゃないはそれまでも『浮気は、浮気される女が悪い』と言っていたそうです。A子が彼に他にも女性がいるのか尋ねたところ『他の女? いるに決まってるじゃん』と返ってきたと言っていました」(同前)
デートと呼べるようなものも、ほとんどなかったという。
「深夜に1時間ほどドライブしたり、彼の家でゲームをするくらいで、それ以外は彼の家に呼ばれてセックスをするのが大半でした。A子は未成年でしたが居酒屋に連れて行かれてお酒も飲んでいた。A子自身は飲みたくなかったそうですが、きゃないは『17歳だから何?』と半ば強制するような調子だったようです」(同前)
きゃないは独身であり、男女交際は自由だ。ただ問題は、当時A子さんが17歳だったことだ。きゃないがA子さんと逢瀬を重ねた自宅は埼玉県にあるが、同県の青少年健全育成条例第19条では次のように定められている。
〈何人も、青少年に対し、淫らな性行為又はわいせつな行為をしてはならない〉
永田町法律税務事務所の長谷川裕雅代表が解説する。
「悪質性にもよりますが、数十万円の罰金を科される例があります。ただし、結婚を考えていた、真剣に付き合っていたという場合は検察官がそれをどう見るか次第です。ただ昨年から結婚できる年齢も男女ともに18歳以上になったこともあり、その言い訳も通じにくくなっています」