吉井容疑者のFacebookにはまだ漢字も書けない幼い女児から渡されたとみられる手作りプレゼントを嬉しそうに投稿する、“子供好き”な姿が見受けられた。
一方、素人同士が盗撮動画の売買を行うサイトには、「プール盗撮」「ムレムレ!プール&更衣室」といったタイトルで販売される盗撮動画が、大量に散見される。
JSSスイミングスクールの水着を着た女児の盗撮動画が販売されていた形跡も複数残っていた。それらが吉井容疑者によって盗撮されたものかどうかの確認はこれからだが、保護者は憤りを隠さない。
「局部に手を当てたり、パンツに手を突っ込む大胆な動画も」
「警察の話では、被害者は小学生以下の女の子が分かっているだけでも10人弱います。撮影された場所はプールや更衣室で、子供の局部をアップで撮ったり、局部に手を当てたり、なかにはパンツに手を突っ込む大胆な動画もあります。タチが悪いのは、純粋な子供たちからの信頼を集めて更衣室で近づき、『早く着替えましょうね~』なんて言って、子供が嬉しそうにしながら服を脱ぐ場面まで、撮影した動画が存在することです。
子供は、まさか先生にそんな悪意があるなんて夢にも思いませんし、何もわからないまま犠牲になっている。動画を見るのが辛すぎて泣いてしまった親もいますし、保護者につられて警察官が泣きだしたこともあるほど悪質な内容でした」
前述の社会部記者によると、吉井容疑者はペン型や腕時計型の小型カメラを手に隠し持って撮影しており、スマホからは兵庫県の三木市や大阪府のスイミングスクールに勤めていた頃の盗撮写真も発見されているという。つまりスイミングコーチとして働きはじめた当初から、吉井容疑者は盗撮を行っていた可能性があるのだ。保護者らは疑心暗鬼になっているようだ。