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「問題児」の受け入れ先はあの球団か…

 気になるのは山川への今後の処遇だ。

「6月には西武ホールディングスの株主総会がある。この騒動が続けば、球団は山川の放出も考えないといけない。トレードとなれば真っ先に浮上するのは日本ハムです。西武との関係は良好で、21年には前年に89キロオーバーの速度違反を犯した佐藤龍世をトレードで受け入れた。さらに22年オフには、源田壮亮との間で妻による誹謗中傷トラブルが発覚した山田遥楓をトレードで取り、引き換えに佐藤を西武に戻した。今回も『問題児』の受け入れ先となる可能性は十分ある」(前出・記者)

 

 ただし、今回は特に慎重にならざるを得ない。

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「山川は順調なら今季中に国内FA権を取得見込みで、今オフは元々、散々匂わせていたソフトバンクへの移籍が待ったなしだと思われていた。受け入れたところですぐにFAで出ていってしまうかもしれない山川を、日ハムがわざわざ受け入れるかどうか……」(同前)

 世界一の絶頂から奈落の底に沈んだ主砲の今後や、いかに――。