西武ライオンズの山川穂高(31)が5月12日、出場選手登録を抹消された。昨年、知人女性に性的暴行を加えたとして被害届が提出されていることが「文春オンライン」で報じられたからだ。頭を抱えるのは球界関係者のみならず――。
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WBC直後に警察から事情聴取を受けていた
ドラフト2位で2014年に西武入りした山川。主砲として18、19年はリーグ連覇に貢献し、昨季は3度目の本塁打王に輝いた。今年3月のWBCにも出場。準決勝メキシコ戦では2点を追う8回に代打で登場し、1点差に迫る貴重な犠牲フライを放った。
「17年に大学の先輩と結婚。19年には長女が生まれ、家族思いとして有名でした。そんな山川がまさかの不倫、しかも強制わいせつ致傷容疑で被害届が受理され、WBC直後に警察から事情聴取も受けていたとは。目下捜査中で立件されるかどうかは予断を許しません(※5月23日に警視庁が強制性交の疑いで書類送検)」(スポーツ紙記者)
11日に記事が配信されると、翌12日、出場選手登録が抹消され、渡辺久信GMは「今は捜査の推移を見守っている段階なので、何も言えることはない。(抹消は)総合的判断」と話した。
山川のページが次々削除
対応に追われる企業も。
「18年末に山川の結婚式をプロデュースした『ワタベウェディング』は、ウェブサイトから山川の挙式報告を削除。母校の富士大学(岩手県)は山川の日本代表選出やWBC優勝を祝う懸垂幕掲示などを知らせるページをことごとく削除しました」(前出・記者)
さらに大迷惑を被っているのが、ある映画だという。