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「何か踊っていただいてよろしいですか?」佳子さまが公務先でリクエスト…「ダンス好き」を初めて公言した意味

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デザイン性に富んだネックレスを昨年から20回ほど着用

 宮城訪問の際に胸元に光っていたのがパールとチェーンを交互にあしらったステーションネックレス。同じデザインでゴールドとシルバーの色違いも持っており、昨年から何と20回ほど着用されているのである。

「皇室の定番はシンプルな一連パールのネックレス。あえてデザイン性に富んだものをお召しになることで、ご自身の好みと公務にふさわしいアイテムのバランスを取られています」(同前)

パールとチェーンを交互にあしらったネックレスをお召しになる佳子さま

聾学校の生徒にダンスをリクエスト

 彼女の変化を感じさせる出来事がもう1つある。3月16日、水戸聾学校を訪問された時のことだ。小学生から高校生まで、40名ほどの生徒と手話を用いて交流した佳子さま。以前は「公務にあまり熱心ではない」などと指摘されることもあったが、この日は「もう少しいいですか?」と言って、一人ひとりと話す時間を取っていたという。

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 そして、奥岡智博校長(現・伊奈特別支援学校長)がダンス部の活動について紹介すると……。

「私もダンスをやってるんです」

 と、佳子さまは言い、冒頭のように高等部の生徒にダンスをリクエストされた。奥岡校長が舞台裏を明かす。

「実は生徒たちには事前に、『佳子さまがダンスを見せて欲しいと言ったらどうする?』と話していたんです。そして佳子さまに『ダンスの披露を提案頂けたら生徒たちは喜ぶと思います』とお伝えすると、『ぜひ、お願いしてみましょう!』と」