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73歳まで会社側の希望で継続雇用した例

 その傾向は、定年を迎えて継続雇用する時も同様のようだ。

 ある中小企業の男性社員は、会社側の希望で継続雇用を続けて今年73歳。経理・財務を長年担当し、資金調達の交渉から銀行に提出する書類作りまで、他に代わる人がいないのだという。

 また信用調査の世界でも、企業情報を収集する有能さを買われ、72歳まで働いた男性社員がいた。何かスキルを持つことが、職業人生を豊かにすることをあらわす例だ。

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定年以降のマネープランにおいて重要な住宅ローン返済、50代でもスキルを磨き成功した転職の例、岸田政権が目指す「ジョブ型」労働市場への転換など、全文は『週刊文春WOMAN2023夏号』に掲載されています。