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大学3年女子生徒・アメリアさん(21):
太宰治の『人間失格』を英語版、日本語版を読みました。初めて読んで、主人公の経験を通して、ああこれは人の人生だな、と実感させられ感動しました。いろんな人と会って経験していろんな友達を作ることが人生において大切だと思いました。

 

皇后さま:
今何年生ですか?

大学3年女子生徒・アメリアさん(21):
私は3年生です。

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陛下:
『人間失格』ね、なかなか難しいですよね。

「私は『ナルヒト』です」

また、カメラの撮影後には、日本の人気アニメ「NARUTO=ナルト」が好きだと話す学生に、陛下が「私は『徳仁(ナルヒト)』です」とすかさず応じられる場面も。

思いがけないユーモアに皇后さまも学生も笑いに包まれ、陛下はあわてて「いや、関係は…無いんです」と笑顔で説明されました。

 

日本への留学を目指す、愛子さまと同世代の若者の思いに耳を傾けられた両陛下。

行事が続いた皇后さまの体調に配慮し、陛下単身での訪問が検討されていましたが、急きょ皇后さまも同行し、お二人揃って和やかに会話を弾ませられました。

若い世代が両国の交流の架け橋となり、友好親善の絆が未来につながることを願われていました。