6月16日放送の「徹子の部屋」(テレ朝系)に女優の熊谷真実(63)が出演。劇作家の故・つかこうへい氏と離婚した理由を告白した。
「熊谷は『洗濯物を地べたに置いたら凄く怒られたんです』と言い、『考え方の違いがある。もう一緒にいられない』と家を飛び出したと明かした」(放送記者)
熊谷は東京・高円寺で洋品店を営む両親のもと、三姉妹の次女として誕生。妹は女優の松田美由紀で、松田優作は義弟、松田龍平・翔太兄弟は甥にあたる。
「父親は熊谷が『プレイボーイでいつも複数の愛人がいた』というほど破天荒。洋品店を切り盛りしていた母親は気さくで明るく、熊谷とは“一卵性親子”と呼ばれていた」(芸能デスク)
高3の時、つかが演出する舞台「サロメ」のオーディションに合格し、女優の道に。79年のNHK朝ドラ「マー姉ちゃん」のヒロインに18歳で選ばれた。
「『サザエさん』の作者、長谷川町子の自伝が原作で、天真爛漫なキャラが熊谷にピタリとはまり、平均視聴率は42.8%。全国的な知名度を獲得した」(同前)
翌年、つかと結婚するも2年で離婚。以降、2時間ドラマから時代劇まで幅広く活躍し、87年には今村昌平監督の映画「女衒 ZEGEN」で女郎役に挑戦。
「初の本格的な濡れ場でしたが、浴衣をはだけて形のいい胸を露わにし、緒形拳と激しいカラミを見せて話題となった」(芸能記者)