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1、自分の年収の控除上限額確認 

 控除額には年収などによって上限があり、おおよその額は総務省のホームページで確認できますが、ふるさと納税サイト内にあるシミュレーションで寄付限度額の目安を調べます。年収、家族構成、扶養家族の有無などを入力すれば、寄付額の上限が算定されます。

2、ふるさと納税サイトで好きな返礼品を選ぶ

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 商品内容や発送予定日、送料、購入者のレビューがあればチェックします。

3、控除方法を選び決済する

 寄付金の用途、ワンストップ特例制度を利用するか、などを選択して買い物かごに入れ、決済に進みます。

4、申請書を提出(または確定申告で寄付金控除額を記入)

 ワンストップ特例申請書を提出または寄付金控除証明書(確定申告用)の発行申請をします。マイナンバーカードがあれば、ワンストップ特例制度の申請はオンラインでも可能です(自治体によって異なる)。

5、翌年の住民税決定通知書で控除を確認

 翌年の5~6月に届く「住民税決定通知書」の「寄附金税額控除額」を確認します。

注文してよかった返礼品ランキング

 人気の返礼品は食料品です。米、肉類、魚介類、フルーツなどはリピート率が高く、特に米は自宅に届くため、持ち運びの苦労がありません。

 私がこれまで実際に利用してよかった返礼品の1位は「備中笠岡ふるさと米15kg」(岡山県笠岡市)です。スーパーなどで買う必要がなくお得でした。2位は「浜松餃子」(静岡県浜松市)ですが、餃子では「博多一口餃子」(福岡県新宮町)もおすすめです。3位は「季節の野菜詰め合わせ」(長崎県松浦市)で、いろいろな種類の野菜が届き、今後もリピートしたくなりました。

©iStock.com

 インスタグラムでの質問箱やフォロワーのみなさんがよかったというリアルな口コミ情報に、お米、ハンバーグなどがあります。そして、意外だったのが「ティッシュペーパー」や「トイレットペーパー」などの日用品を注文している方が多いことです。缶ビールなども同じですが、日用品やいつも飲んでいる飲料は当たり外れがなく、安心して注文できるようです。

返礼品で失敗しないためのチェックポイント

 どのような商品に寄付するかの判断は難しく、口コミやレビューで判断するしかありません。特に肉類や海鮮類は、その年で品物のクオリティーが違うので、実際に自分で試してみるしかありません。